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取引所自体のハッキングにどう対策する?
つい先日のこと、日本の仮想通貨大手取引所の『コインチェック』が、
大規模な不正アクセス、ハッキング被害が明らかになりました。
仮想通貨NEM(XEM)等が不正に外部に送金された。
その被害総額は、約580億円相当とのこと。
これを受けて、XEMの入出金、
およびその他のアルトコインの売買、
日本円の出金などが制限されています。
セキュリティ管理に問題があった。。
セキュリティ管理に問題があった、
とも言われています。
コインチェック社のNEMの管理状況として、
①『コールドウォレット』ではなく、
『ホットウォレット』で管理していた。
②NEM財団が推奨する、『マルチシグ』の実装は行われていない。
※ホットウォレット
常時ネットワークに接続された環境にあるウォレット。
運用や業務効率が上がる反面、
サーバー上に秘密鍵を管理しているため、
ハックの被害に遭いやすいデメリットもあります。
※マルチシグ
公開鍵暗号方式において、秘密鍵が2つ以上ある状態。
ビットコインの秘密鍵は1つではなく、複数に分割、
ビットコインのアクセスは一定数以上の鍵を合わせる必要がある。
イメージとして、金庫の鍵は、
1つよりも、2つ、2つより3つ、の方がセキュリティが高くなります。
今後の、取引所のセキュリティ対策は、
かなり重要なものとなりそうです。
取引所のハッキングにどう対策するか?
では、取引所がハッキングされてしまう場合に備えて、
どういうリスク管理ができるのか??
①資金を入れる取引所を分散する。
※Bitrrex、Binance、Kucoinなど
国内では、ビットフライヤー、DMMなど
②ハードウォレットに保管する
※Ledgerや、TREZORなど
仮想通貨だけではなく、さらにリスクヘッジするには??
③Fiat(法定通貨)に分散する
※そもそも、仮想通貨だけではなく
法定通貨である、円、ドル、ポンドなど
④金融商品を分散する
※株、FX、仮想通貨、投資信託など
仮想通貨は、アグレッシヴ
仮想通貨の現在の値動きは、
レバレッジが必要ないくらい、ボラが大きいです。
アルトコインは、100倍銘柄もざらにあります。
ICOが終了、次の日に取引所上場、など
スピードも早く、かなりアグレッシヴです。
今後、必要になることは??
みなさんが、仮想通貨の資産管理をする上で最低限必要なことは、
『2段階認証』
『PASSの複雑化』
さらに、
『PASSの定期的な変更』
『フリーWi-Fiでのログイン等を避ける』
これだけでも、強力な資産保護ができるのではないかと。
ファイナンスリテラシー、ITリテラシーをしっかり身につけて、
確実に資産管理を行なっていきましょう!!
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